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【レビュー】低価格帯最強の無線イヤホン「Encore Flair」

BluetoothヘッドホンでMDR-1000Xもってるからイヤホンは必要ないと思ってたけど軽装で少しの間だけ外出するときはやっぱヘッドホンはかさばるし重いしで持ち歩いてないことが多い。けど短時間の外出予定だったけど結局長時間外で過ごすことになった的なシチュエーションもたまにあり、そういった状況下で公共車両に乗って音楽聴きたいな的な状況があるわけですよ。

そういった状況に対応するために常時バックの中にとりあえず入れとくために色々とイヤホン比較しながら選んで私が購入したのがこのTronsmart製のEncore Flairってイヤホン。Aamzonでおよそ2300円前後で購入。

なぜ数あるBluetoothイヤホンの中からこれを選んだのかというと、まずはコーデックがaptXとAACに対応していること。windowsやandroid、ios、その他linux等普段からバラバラなOSの環境で過ごしてる私には必須…ってほどじゃないけどぶっちゃけ最近のは昔と比べるとSBCでもすげぇ音質良く感じるし実際伝送されてるビットレートも十分だったりするんだけどとりあえず精神衛生上の問題。コーデックなんかより音質に影響与えやすいドライバーユニットや中のDACの性能が低価格帯のBluetooth製品でも十分なレベルに達したってことだね。まぁ同価格帯でもSBCにしか対応してないものとかも普通にあるしそれと比較したら普通に対応してるの選ぶよねって話。

次にケーブルに大胆にぶら下がってるバカでかいバッテリーに目を惹かれた。これのおかげで12時間連続駆動するらしい。このサイズでここまで持ちがいいワイヤレスイヤホンはあまりないと思う。

カタログスペック

モデル Encore Flair
Bluetooth Version 4.1
Bluetoothプロファイル HSP, HFP, A2DP, AVRCP
コーデック apt-X, AAC,SBC
伝送距離 33ft / 10m
防水防塵 IP56
バッテリー容量 リチウムバッテリー,120mAh
充電時間 2時間
連続使用時間 12時間
寸法 長さ55cm
パケケージ内容 1 x Bluetooth headphones, 1 x Micro USB charging cable, 1 x Pouch, 2 x Ear buds, 1 x User manual, 1 x Warranty card

ソースはこ↑こ↓。なんかコーデックとプロファイルが同じとこに書かれてたからとりあえず分けた。

外見、音質、使用感等

外見

箱は捨てちゃったしmicroUSBもどっかいったので本体とイヤピース、収納袋、マニュアルの画像だけ。

イヤホン本体
イヤホン全体
リモコン部分
ここがリモコンとして機能している場所。左からマイナスボタン、マルチファンクションボタン、プラスボタン。ペアリングとか音量とか選曲とか色々制御できる。因みにアンテナもこの中で、送信側の電波が弱い環境でここを握ると音が途切れたりする。
充電する場所
充電する場所もリモコンについてる
ハウジング画像
ハウジング部分。
ハウジングマグネット画像
マグネットがついてるので収納するときや首にぶら下げるときに便利
バッテリー部分
こいつの一番の特徴であるバッテリー。
バッテリー部のケーブル
こんな感じでバッテリー本体を利用してケーブルの長さをある程度調節可能。
イヤピース
付属のイヤピース。S/M/Lの3種類のサイズがある。デフォルトで装着されてるのはMだけど私の耳には大きすぎたので今はSを取り付けている。
付属の袋
付属の袋。バックの中にイヤホンを入れる時他のものと絡まったりするのを防止できる。まぁ本体のケーブルがそこまで長くないので気にするほどじゃないけど。
袋に中身を入れる画像
中にイヤホン入れて閉じた状態。

付属取説裏 付属取説表
付属してた取説。

音質

音の特性はドンシャリ系な傾向だけど不満を感じない程度には全域の音がしっかりと鳴ってる。2000円代ではかなり優秀な部類だと思う。家電量販店で買える同価格帯のイヤホン(無線優先問わず)よりは確実に優秀な部類。

とりあえず、コーデックの比較だけど相変わらずAACとaptXの音質面の違いは私の糞耳ではわからなかった。aptXのほうが若干ビットレート高くて遅延も少ないっぽいけど体感できないものはしょうがない(AACはiPhone8p、aptXはwin10のPCで検証)。

SBCでも普通に聞ける音。だけど音が再生される直前にサーっと小音量のホワイトノイズが毎回聞こえる。SBCの仕様かどうかしらないけどMDR-1000XをSBCで接続しても同じ現象はなかった。動画も見てみたけど遅延もわからなかった。(Mediapad M3で検証)。

操作性

操作方法とりあえず操作に関してはこの画像参照してどうぞ。

そのへんのBluetoothイヤホンのリモコンと特に変わらない操作。反応が遅かったりとかはない。とりあえずSBCのときだけ音量制御がイヤホン側と本体が別々なのが気持ち悪いぐらい。

バッテリー持ち

私が知ってるイヤホンの中では最長。実際の運用で連続で12時間ぶっ通しで使用したりしないので充電の頻度は一日に2時間前後使う人なら週一ぐらいだと思う。私の場合はごくまれにある軽装での外出時でヘッドホンがないシチュエーションで音楽が聞きたくなってしまった場合のみの使用なので2週間充電しないのはざら。

バッテリーは一応使用してなくても少しずつ放電していくから、バッテリー容量が少ないイヤホンだと常時バックに入れといてもいざ必要になったときに電源入れてもバッテリーが殆ど残ってない的な事も想定できる。なので使用頻度が極端にすくない私でもバッテリーが大容量なのに越したことはない。

まとめ

とりあえずバッテリー持ちが良くて音もそこそこ良くてコーデックも充実したワイヤレスイヤホン欲しい人はこれ買っときゃいいよ。ついでに耐水性も防塵性もIP56とわりと優秀なのでアウトドアでガツガツ使う人にも向いてるかも?私はそういった環境では使わないので確かなことは言えないけど。まぁ安い製品だからいざぶっ壊れてもすぐ買い直せるのもメリットだと思う。