現在実家で利用中のLepy社製アナログアンプ、LP-V3Sのコスパが非常によかったのでレビュー。私がAmazonで購入したときは1400円ぐらいだったけど今は1700円超えるぐらいになっている。とりあえずAmazonのリンクはこ↑こ↓。
因みに私が所有しているLepyのアンプはこれで2台目で、最初は友人HにもらったD級のLP-2024A+が始まり。そのうちこちらもレビューしようとおもう。
あと、上に貼ってるリンクのLP-V3SはACアダプターが付属してないので、ACアダプターを別途購入しなければならない。私が使用してるAC/DCアダプターのリンク。
最初から付属していてほしい人はこちら。
カタログスペック
入力電力 | DC12 13.5V 3A |
R.M.S. | 25WATT IMPEDANCE 4Ω |
スピーカーインピーダンス | 2~8Ω |
SNR | >80dB |
周波数応答 | 20Hz~20kHz |
全高調波歪み | <0.4% |
本体サイズ | 約14×11.8×4.1cm |
本体重量 | 約280g |
使用感等
外見
アナログアンプのくせに非常にコンパクトでシンプル。操作も<電源>、<トーンコントロールの切替スイッチ>、<TREBLE>、<BASS>、<VOLUME>の5つのみ。オーディオよくわからない人でも適当に触ってたらどういうものかわかると思う。
正面。左から<電源>、<トーンコントロールの切替スイッチ>、<TREBLE>、<BASS>、<VOLUME>。<VOLUME>のダイヤル周りの青色LEDが非常に眩しい。部屋が明るいと気にならないが、夜間寝る前に音楽聞くときは布などをかぶせて隠している。中のLEDに直接黒いテープを巻いてもいいかもしれない。
背面。左からAUXはRCAと3.5mm3.5mmステレオミニプラグ、出力用のスピーカーターミナル、AC/DC用の端子。
なおこちらのRCAは赤と白を逆に挿入している。
なぜ逆にしているのかというと、なかの回路のはんだづけが間違っているらしく、アンプ側の端子に従って接続するとLR逆の音が出てくるからだ。はんだづけの心得はあるが、面倒なのでそのまま逆にさした。
個体差はあるようだが、結構RCAが逆だという報告がAmazonのレビューや他のブログでも上がってるのでRCAで接続する人は注意した方がいいだろう。因みに私のLP-2024A+も逆だった。
音質
正直複数のアンプを持ってるわけでもないし、そもそもスピーカーでいくらでも音の特性は変化すると思うので高中低音云々は書かない。
LP-2024A+との比較もしてみたいけど、それぞれ実家用、学生寮用で使い分けてるし、使用しているスピーカーも全然違うので、現状はできない。ただ、私が使ってるLP-2024A+は電源投入時にポップノイズが出るけど、LP-V3Sはポップノイズが無かった。
耳も右耳16KHz、左耳15KHzがギリギリ聞こえるレベルの糞耳だが、アンプ内臓やDAC+アンプを内蔵したPCスピーカーよりもこのアンプと中古で1000~3000程で購入できるミニコンの付属スピーカーを組み合わせたほうが断然音がよく感じた。
ブックシェルフ型スピーカーを置くスペースがあって5000円前後の資金があるならこのLP-V3Sと中古のミニコンスピーカーを買ってきた方が圧倒的に良い音質の環境になる。
使い勝手
私はデスクトップPCの環境で使用しているがボリュームがアナログなので、パソコン側で音量調節するよりも細かくできるし、なによりアンプのダイヤルをクルクル回すだけで出来るのがかなり楽。キーボードに割り当てたショートカットやファンクションキーとかをポチポチするよりも手っ取り早く操作できる。
LP-V3Sを使用している環境は以前書いた中古のミニコン付属スピーカーD-SX7Aのレビューに書いてるので見てほしい。
まとめ
上記のようにこのアンプと中古スピーカーをパソコン環境に投入するだけで、かなり良い音質と、優れた音量調節環境が手に入る。本当はUSB DACやサウンドカードに接続して使ったほうが良いんだけど、ぶっちゃけ音にあんまりこだわらない人でもPCやモニターにステレオミニプラグで直接このアンプに繋いで音をだすだけでも十分効果を感じられるはず。
以前学生寮の友人の部屋でPC用スピーカーとして評判の良かった、JBLの5000円前後で買えるJBL Pebblesを試しに聞いてみたが、それよりもこちらの環境の方が音が良いし使い勝手の面でもアナログボリュームのLP-V3Sの方が使いやすかった。
要するに、中途半端な価格帯のPC用スピーカーを買う資金があるなら、安価なアンプと、中古スピーカーを組み合わせて使ったほうが費用対効果がデカいよって事。